Timeless Softwareの基本方針

SOA110でTimeless Softwareの8つの基本方針が解説されている。

    1. Decoupling of “content” and “container”
    2. Separation of concerns between technology layers
    3. Componentization
    4. Design locality
    5. Adaptable provisioning, independent of consumption
    6. Separating intent from optimization
    7. Optimizing across layers of abstraction
    8. Design-thinking

それぞれに深い考え方があるようなので、説明できるように理解しよう>自分。昨夜のVishalのスピーチを見返してみる必要もあるかもしれない。

Guest Keynote Speech

Ray Kurzweil, Inventor, Entrepreneur, Author, and Futurist
http://en.wikipedia.org/wiki/Raymond_Kurzweil
「発明家」というと、かなりの変人、偏執狂のイメージがあるが、この人はきわめて微塵もそういう印象を与えないな。大学の教授の様でもあり、夢を語る社長の様でもある*1

*1:アントレプレナーだから社長か

Keynote Speech

Dr. Vishal Sikka, CTO of SAP AG
出た! Timeless Software
http://vishalsikka.blogspot.com/2008/10/timeless-software.html
この概念を上手く説明できるようになりたいな。
ContentとContainerの話を、しつこく繰り返しているな。どっちかがより大事、というわけではないらしい。
お、Ian KimbellがTimeless Softwareをテーマにデモをやってくれるらしい。
コンテナはクラウド
iPhoneでタイムシート入力。上司が承認.....それがどうした。Web2.0アプリケーション....手垢がついてる印象。何が言いたいんだろう....on demandとon premiseが連携しているところを強調したいんだろうか。いまひとつ凄さが伝わってこない。
まだ、Gravityのほうが面白いぞ。
お、ひとつ面白いデモが。胸ポケットにセンサーをつけておいて、倉庫にある工具を自分の作業場所まで借り出したら、その情報をセンサーが拾い(たぶんWebサービスを活用して)、ERP内で管理されている工具のステータスを更新した。その間、人間が意識して「入力」するという行為がなかった。RFiDのように、ゲートが「ブツがその間をくぐった」というイベントを待ち構えるというイメージとも違った。小さなセンサーがインテリジェントにデータを拾っているイメージ。これはちょっと新鮮。
次のデモはBusiness Objects。Explorerの新版を使ってのデータ分析。
Explorerは最初、大したこともできないのに何がすごいんだろう?と思っていたが、実際に自分が管理するデータを「ぶち込んで」新しい発見をすることが楽しい。楽しいのだ。これは意外だった。分析なんて面倒で、仕上げのレポートに苦労するのも割が合わない、と思っていたのだが、Explorerをいじりながら次々と新しい発見をするのは、新鮮な経験だった。実際に触ってみないと、これはわからない。特に自分が常に触っているデータでExplorer体験をしてみることを薦める。
そのために最適なサイトがある。SAP BusinessObjects Explorer in the cloud。忘れてしまったら、ExplorerとCloudでGoogleしてもよい。手持ちのExcelをアップロードして、Explorer体験ができるon demand site。20分でアップしたデータは無効になるので、安心して試してみて欲しい。
System landscape enabled by Timeless Softwareの絵が最後に出た。面白そうなので研究してみようっと。

Keynote Speech

SAP TechEd 2009

Zia Yusufから始まった。満席の様子。
そういえば、ずいぶんTechEdも変わったな。高いフィーを払って参加する、Closedな色が濃かったイベントだが、ストリーミングで全世界同報、twitter, flickr, LinkedIn, Facebookなどを駆使してのコミュニケーション強化。おかげで、自宅からウィスキー片手にTechEdのキーノートを鮮明な動画と音声で視聴する幸せに浸っている。