NECがアビームコンサルティングを買収

NECは16日、情報技術(IT)コンサルティング会社のアビームコンサルティング(東京・千代田、西岡一正社長)を買収すると発表した。12月から段階的に株式を取得し、2010年までに完全子会社にする。情報システム導入の企画や助言をするコンサル事業を獲得することで日本やアジアで企業向けシステムの受注拡大を狙う。
 NECはまず12月にアビームが実施する第三者割当増資を約100億円で全額引き受け、持ち株比率を35%にする。さらにアビームの経営陣が保有する株式を買い取る。05年3月までには60億円を投じ、持ち株比率を51%超に引き上げる予定。買収総額は未定としている。アビームがITを活用した経営改革を企業に提案し、NECがシステムの構築や運用を手がける。アビームが持つ台湾や中国・上海の拠点を活用し、アジアでも共同で顧客を開拓する。 (23:12)

プライスウォーターハウスクーパースコンサルティングIBM ビジネスコンサルティング サービスになったのが2002年10月。今度はアビームコンサルティングNECの資本参加をうける(2010年までの間に、株式100%を取得する予定とのプレスリリース)ことになった。
あえて、発表事実の羅列のみ。
NEC: NECとアビームコンサルティングが戦略的資本提携に合意 〜アジアを起点としたグローバルかつ総合的なソリューションサービスを実現〜
ABeam: 同PDF版