困ったな

CAF1.0

Mario Hergerのweblogを訳して紹介することを試みてきました。
コンポジット・アプリケーション・フレームワークとはなにか?
CAFII - どのツールをSAPは提供するのか?
CAFIII - ビジネスオブジェクト*1モデラ アラカルト(前半)
そして、このCAFIIIの後半から、実際のCAFツールのビジネスオブジェクトモデラ(エンティティ・サービス・モデラに改称)についての紹介が始まるのですが、訳しつつ、CAFツールを実際に使って検証してみると、2004/1時点で彼がCAFIIIとして紹介した内容とかなり異なります。彼からのメールに従って、訂正を入れてきた「エンティティ・サービス・モデラ」への改称だけではないことが解りました。原文はここ

これが、その時点のCAFの"Business Object Modeler"のAttributesタブストリップのスクリーンショットなのですが、例えば、この時点で見えている"ValueSets"というのは、現在のCAF1.0にはありません。CAF IIIでは、このValueSetsが何度も登場します。CAF1.0を触りながら、どうやって訳せばいいのか混乱してしまいました。
訳しながら実際のツールを触っている私がこの体たらくなのですから、これをそのまま翻訳してここに投稿するのは、むしろ害の方が大きいのではないかと思う次第です。
今、TechEd Japanに向けて、いろいろとコンテンツを整備していますので、それに自分の活動をリンクさせるような形で、ここに正しい情報を紹介していけたらと思う次第です。
すなわち、CAFIIIについての訳出は断念します。その代り、近々

CAF Summer Talks
を訳出することにします。ただ、この記事も2004/6のものなので、11月の現時点から見たら少し状況が変化しているところがあります。従って、その部分は注釈という形で最新情報にしたいと思います。
また、CAF1.0の全体像をここでどうやって紹介したらいいか、考えてみます。ちょっと時間を下さい。