SAPGUIとDynpro

SAPのERPであるR/3にアクセスするためには、SAPGUI*1という専用のフロントエンドをユーザのPC*2にインストールする必要がある。
忘れがちだが、実はSAPGUIには3種類ある。Windows 2K/XP向けのSAPGUI for WindowsJavaアプレットで動くSAPGUI for JavaJavaプログラムでマルチプラットフォームで動作可能なSAPGUI for Java。そしてブラウザがGUIの役割をするSAPGUI for HTMLだ。前の2つは、プレゼンテーションサーバにSAPGUIプログラムが必要だが、HTMLはアプリケーションサーバとの間にITSという*3変換用中間サーバを立てることでブラウザからアクセスできるようになる。
どのSAPGUIを用いても、基本的にはできることは同じだ*4。SAPの標準アプリケーションの画面定義言語Dynpro*5で記述されたとおりのUIがデスクトップ上に現出する。
ちなみに、SAPをまるで御存じない方にSAPGUIの説明をすると、言葉に詰まることがままあります。私の同僚は、面倒を避けるために「SAP専用のブラウザだと思ってください」と言っているそうです。一理あるかな。
まだ書き掛け。ちょっと中断。

*1:エスエイピーグイ」と発音する人よりも「サップグイ」「サップグーイ」と発音する人が多い。正しくは「エスエイピージーユーアイ」と発音すべきらしい

*2:正しくは3階層クライアントサーバの「プレゼンテーションサーバ」の端末。別にPCに限ったわけではなく、Unixワークステーションだって、Macだって構わない

*3:SAP独自⇒HTML+Javascript

*4:細かいレベルで、できること、できないことの差がある。機能の基本はSAPGUI for Windows

*5:「ディンプロ」と発音。って、そのままか