本日、夕方

オフィスで調べ物をしていた自分の背後で、多数の同僚が「うぁ!」とか「うぉっ!」とか声を上げているのを聞きながら「うるせーな」と思っていた。
まさか自社の社長が今月末で辞任、来月から別の会社に行くことになっているなどとは思いもよらなかった。
夜8時過ぎに、アジアパシフィックの責任者から同報メールが出て、初めてそのことを知った。同僚から「今日の日経夕刊に出ているそうですよ」と言われ、先ほどの煩さはそのことをネットニュースで知った連中が騒いでいたんだということに初めて気付いた。
夜9時ちょうどに、藤井社長から社員へのメールが入り、彼の(転職に対して)前向きな意思を見るにつけ、複雑な思いが湧き上がってきた。
SAPPHIRE前の全体会議で社員に示してくれた、あの目標はなんだったのか。それを一緒に達成するために向こう数年、一緒に戦っていくのではなかったのか。
帰宅時、KIOSKで日経夕刊を買ってみた。確かに、そのように書いてある。二度びっくり。
今回の一件は、一般社員には寝耳に水状態。とにかく驚かされた。まして、後任の新社長のプロフィールは、外部に報道されている以上のことを何も知らない状態。
それが現実。