SAP EPとLotus Notes/Domino連携

表題について、お客様からのご要望あり。ほとんどが公開情報だから、それをまとめるならここに載せてもいいだろう。今日は以下にメモ書きの形で残すことにする。
今日の内容に関しては、ブラウザの文字のサイズを最小にして表示すると少しは見やすいかも。

  • チェック項目
    • EPをLotus Notes/Dominoのフロントに置くことのメリットは?
    • EPとNotesの連携にはどのようなものがあるか?
    • NotesはDomino化しなければならないか?
    • バージョンなどに制限があるか?

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  • ソリューション
    • EPをLotus Notes/Dominoのフロントに置くことのメリットは?
      • 日本IBM社のLotus Notes紹介ページにも紹介されている通り、「新しいアイディアを創造し、活用し、変化しつづけるための思考」のためには、ナレッジマネジメント機能を包含したコラボレーション・システムと、広義には業務システムやそれらのプロセス連携をも含むであろうトランザクション・システムとが、ITの利用者に統一的なユーザインタフェースによって提供される必要がある。
        既にLotus Notes/Dominoを活用されている企業ならば、SAP EPを用いると、コラボレーション・システムトランザクション・システム*1とを統一的な操作感で統合でき、創造的な仕事の「場」を作ることが可能になる。
      • これでは表現が固いな。
        すでにLotus Notes/Dominoを使っているならば、それを活用してR/3などのトランザクションシステムとUI層で統合させましょう。仕事をする環境、という視点に立つと、とても使い勝手がよくなりますよ。ということ。
    • EPとNotesの連携にはどのようなものがあるか?
      • 技術的な観点では、大きく次の4つがある。
        1. バックエンドデータ接続
        2. バックエンドサービス接続 
          • アプリケーションレベルでの統合
        3. フロントエンド接続
          • ポータルのiView統合機能
        4. プロセス統合
    • NotesはDomino化しなければならないか?
      • 必ずしもDomino化しなければならないというわけではない。が、EPのコラボレーション機能からカレンダやメールを透過的に利用するには、Domino化の必要がある。
      • Lotus Notesの場合、UIはEPからノーツクライアントをラウンチする形となる。その時に、ノーツサーバ、DB、文書、viewにパラメータを引き渡すことができる。
    • バージョンなどに制限があるか?
      • DominoとEPのコラボレーション機能をグループウェア・コネクタでつなぐ場合には、DominoとEPの相互にサポートされる組み合わせがある。詳しくは下記を参照のこと。

*1:SAPであるか、non-SAPであるかは問わない。