自分の仕事に密接な学会が設立されるという

学生時代の恩師、浦昭二先生*1から「情報システム学会設立」のご案内をいただいた。先生が現役の時代から継続されてこられたHIS*2研究会のメンバーが中心となって、本学会の設立となったとの由。

20数年前から,情報システムは組織あるいは社会的な環境の下で用いられるものであり,人間活動との関連を重視しなくてはならないとの認識を持つ有志が集まって HIS (Human oriented Information Systems)研究会という名の下に開催してきました。この研究会の場において,新学会設立の是非が論じられ,2004年8月,情報システム学会ISSJ設立準備会が誕生しました。

以前から、先生には同研究会に誘われていたが、忙しさを理由に不義理をしていた。が、今回は即、学会への会員登録をした。もちろん、さらに勉強したいのと、もしかしたら微力ながら何かのお役に立てるかもしれないと考えたから。登録番号は0028だった。
もうひとつ。年末にCSK有賀副会長に教えていただいた「ソフトウェア開発のモデル化技法」の中身や、情報システム開発の現場と大学の情報工学研究がもっと密になるべきだ、という主張に感化された面もある。
設立趣意書はここにあります。どうぞ、ご一読下さい。
なお、同学会の設立総会と記念講演会は4/23(土)13:30〜、学士会館で行われる予定とのこと。

*1:Fortran77入門のバイブルを昔読んだ方も多いのでは

*2:Human oriented Information Systems