ISSJ 情報システム学会が無事設立された

情報システム学会設立総会

今年2月24日の記事に記したとおり、本日、ISSJ 情報システム学会の設立記念総会が行われ、約100名の個人会員が出席した。第一号議案で定款の制定、第二号議案で会長に北城恪太郎氏*1を選出した。以下、会長自身が議長を務め、第三号議案の役員選出、第四号議案の予算承認が滞りなく終了した。
ちょっとだけ残念だったのが、昨日までの個人会員総数が219名しかいなかったこと。40年以上の歴史を誇る情報処理学会が2万名以上*2ということなので、約1/100の規模しかない。それから、法人として特別賛助会員に名乗りを上げたのがIBMとオージス総研だったとのこと。
この学会ではコンピュータシステムと人間・社会システムとの際を研究対象とする。大学の研究者はもちろんのこと、実際に情報システムを企業や公的機関に導入しているユーザやベンダの現場担当者の参加が必要だ。SAPに関する仕事をしているビジネスマン、コンサルタント、エンジニアには非常に有益な学会であると信じる。興味のあるかたはこちらへどうぞ。

*1:あえて書くまでもないが、日本アイ・ビー・エムの会長であり、経済同友会代表幹事である

*2:10年くらい前は3万名を越えていたとのこと。内訳が学生1万、産業界2万だったのが、今は学生微増、産業界が1万に減少した。