5/25 PoweredCom Forum 2005 (2)

昨日の続報。今度はIT Proから。

 「オラクルとSAPのERPパッケージ(統合業務パッケージ)が混在するようなシステムが、これからの姿だと考える」とSAPジャパンの藤井清孝社長が言えば、日本オラクルの新宅正明社長も、「今後は、SAP、オラクル、そしてピープルソフトを組み合わせて利用するようになるだろう」と応じる――。SOA(サービス指向アーキテクチャ)が普及した未来の姿を論じたものだ。
「複数のERPが一つのシステムに混在する時代になる」、SAPジャパン、日本オラクル、パワードコムの社長が対談

これ、お互いに本音でしょうかね。
たしかに、お客様によっては双方共存できるようにインテグレーションしなければならない場合があって、何とかならんもんかなと思うこともしばしば。
でもそのような状況を「これからの姿だと考え」はしないですね。社長の発言*1に異を唱えるような形になってしまうのだが、「混在するようなシステムでも、エンタープライズシステムとして存在・存続しうる」くらいの印象を私は持っている。

*1:本当にこういうニュアンスで意見を表明されたのかは、実際に会場で聞いたわけではないのでわからない。あくまでも、藤井社長発言を発信した日経コンピュータの島田記者の筆に対して、