そうそう、フォーラム概要を書いておかなくては

SAP Automotive Forumは今年で14回目を迎えるそう。以前はドイツ語セッションだったものが、昨年から独英同通が入るようになって、ドイツ語が解らなくてもなんとかなるようになった。今年のプレゼンターは8割方、英語でやってくれるので助かった*1。参加費は定価€700。グループ割引は10%。いずれもVAT別。これはお客様はもちろん、SAPジャパンからの参加者にもチャージされている。でも、下記、ZFの項でも書いた通り、それに見合うだけの情報価値はあると思う。
今年のカスタマースポンサーはパーツサプライヤのZF。デラックス(!!)パートナースポンサーはMHP (A Porsche Company)abat
初日の公式発表では、参加者650名。CCLは箱としてはそれほど大きくないので、すぐお目当ての人を見つけることができることができて便利。かつ濃密な時間が流れる。

初日

SAP組立型製造業ソリューション責任者のNils HerzbergとSAP Germany*2の組立型&自動車産業営業トップの Dr. Daniel HolzによるWelcome Message の後、キーノートは、ZF。その後、ABCDEの5トラックに分かれてブレークアウトセッションが続く。
夕方、再び大会場にて、2つ目のキーノート。フォルクスワーゲン(VW)のロジスティクスプロセス標準化について。
初日の〆は、Professor Dr. Jan Mayer(スポーツ科学および心理学)による講義*3
夜は別会場に移って、FIFA World Cup の観戦。ドイツ戦だったら残っていたと思うが、参加せず。

2日目

4つ目のキーノート。日産CIOの行徳セルソ氏による "Doing Busines in Asia - IT Driving Growth and Innovation"。
続いて5つめはSAPから。"The Next-Generation SAP Business Suite"
前日と同じように、5トラックのブレークアウトセッション。
最後にSAPからのキーノート。 "Big Data in the Automotive Industry - Enabling Business Innovation with SAP HANA" なんとこれもドイツ語、うわぁ。意を決して同通なしで聞いてみたが、面白くないのは変わりなし。普段から聞き、お客様に話している内容だから、それも当然か。
で、16時でお開き。それぞれ、来年再開の約束をして世界各国に散っていくのであった。

*1:実のところ、ドイツ語のプレゼンを英語同通で聞くのはとてもつらい。ドイツ語>英語で情報量と質が落ち、さらにそれを日本語頭で理解しようとするのでチンプンカンプンのところも多数。

*2:SAP AGとは別。ドイツ国内向け販社

*3:これがドイツ語セッションで、同通に耐えられず、早々に退散してしまったのは内緒だ

CCL

AF2014

ライプチヒのメッセ会場の一角に、CCLがある。Congress Center Leipzigだ。ライプチヒ中央駅からS-Bahnに乗って5分くらいでLeipzig Messe駅。そこから整備された歩道を600mほど歩いて会場まで。
ここは計画的に開発された一角らしく、道路も実に合理的。中央は路面電車の専用軌道。その外側にバスの専用路線。そして更に外側に歩道がに整備されている。歩道の更に外側は緑の土手が実に美しい。

7月1日から、第14回 SAP Automotive Forum

以前、このブログにはSAPのテクノロジーについて、いろいろ気がついたところを投稿していました。それから数年。その間、私の社内でのロールも数回替り、今は「自動車業界担当のValue Engineer」という役割になっています。SAPソフトウェアのプリセールスの一員であることには変わりありませんが、特定の業界に専門性を持ってお客様にあたるという、会社方針に則って現在に至る、という感じです。
さて、来週は、SAP自動車業界にとって最大のイベントがライプチヒで開催されます。
Visions in Motion:SAP Automotive Forum
Trailer
今回のカスタマースポンサーはT1サプライヤーZF。キーノートスピーチではここ10年くらいで急成長を果たした同社のビジネス戦略とそれを支えるIT戦略が垣間見えるのではないかと個人的に期待しています。
また二日目のキーノートセッションには、日産から行徳CIOが登壇される予定。こちらは果たしてどのようなスピーチが聞けるのでしょう。今からワクワクしています。

日本からも、過去最多のお客様にご参加いただくことになっており、SAPジャパンの社員もベテランを中心に、かなりの数が渡独します。同地での状況を、この場でレポートできればと考えているところです。

無料の学術コース OpenSAP.com

OpenSAP.com

SAPが提供する無料の講義コースがあるんだ!知らなかった。さっそくこの OpenSAP サイトを覗いてみる。
https://open.sap.com/

例えば近々始まるBIは週4-6時間 * 4週間。Final Examあり。

>BI 4 Platform Innovation and Implementation
>Henry Banks and James Rapp
>This course is aimed at experienced BI system administrators responsible for the implementation, deployment, and administration of SAP BusinessObjects BI 4 but is also open to anyone interested in this topic.

>To get the best out of this course, you should have a fundamental understanding of SAP BusinessObjects BI 4 Platform and a desire to learn more.

> Start: November 11, 2013, 9:00 am (CET)
> Duration: 4 weeks (4 - 6 hours per week)
> Final exam: December 6 - 17, 2013
> Course language: English

他にも、次の2コースが開催間近。
Introduction to SAP HANA Cloud Platform 6週間
Introduction to Software Development on SAP HANA (Repeat) 6週間

すでに開催済みのコースは
Introduction to Mobile Solution Development 6週間
Introduction to Software Development on SAP HANA 6週間
In-Memory Data Management 2013 (Run by openHPI) 6週間
最後のコースなんざ、講師が誰あろう、Prof. Hasso Plattner だった!!!惜しいことをした。

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6/11-12 日経ホール(東京・大手町) 世界ICTサミット2012

日経と総務省主催のグローバル会議。受講無料、抽選制。この受付は、facebookの専用ページ から行われるとのこと。
6/12 午前には、SAP AGの共同CEO Jim Hagemann Snabeも登壇します。講師紹介