1/20付け記事の本質ではないものの

SAPから再販されるDBMSのランタイム版を使うのではなく、DBMSベンダーから直接ライセンスを購入すれば別にSAPのアプリケーションを介すことなくDBにアクセスすることはできるはず...というご指摘をいただきました。
契約条件としてはその通りで、DBMSベンダーからフルタイムライセンスを取得すれば、何をやろうが勝手です。SAPの感知するところではありません*1。感知するところではない、というのは、トラブルが起きてもSAPは知らんもんね、ということです。

*1:SAPの契約条件には、次のように記載されています。甲が、第三者データベース(SAPが提供するのではなく、第三者であるDBMSベンダーが提供するDBMSの意)の使用許諾をDBMSベンダーから直接受ける場合、以下の規定が適用される。{乙は、甲が「第三者データベース」の提供者から直接取得した「第三者データベース」の使用条件又はその稼動に関し、一切の確認又は保証をするものではない。甲は、「第三者データベース」の提供者から直接使用権を請けた「第三者データベース」に必要なサポートおよび保守について責任を負うものとし、乙は一切の責任を負うものではない。}一方、甲が第三者データベースの使用許諾を乙(SAPジャパンのこと)から取得する場合、以下の規定が適用される。{甲は、SAPツールを使用してのデータベーススキームのカスタマイズおよび「ソフトウェア」の「修正」、「拡張」及び内部での開発を行うことができる。甲が、上記(ここの引用では一部省略)以外の目的で「第三者データベース」を使用する場合には、当該「第三者データベース」の提供者からプログラミング・ツールを含む完全な「直接使用権」の許諾を受けるものとする。}