「経営とITの融合(KIU)」研究会主催のセミナーに登壇しました

日立コンサルティングの木村さんと表題のセミナー内のセッション“変化共生”と“変化創生”環境を作りこむに登壇しました。
お互いに忙しい時間を縫って密会すること数度。当初の計画通り、木村さんがコンセプトを、私がそれを受けたデモを、という役割を負って掛け合いでの1時間半。やっている本人達は充実していましたが、ご覧になった皆様はどのような感想をお持ちになったでしょうか。
プレゼンテーションファイルは、木村さんの許可を得て、こちらにアップロードしました。ご興味のあるかたはご覧下さい。PDFをwinrarでzipに圧縮してありますが、サイズが15MBを超えていることにご注意下さい。
さて、今回のプレゼンテーションの基底には「右脳」がありました。セッション内でも言及しましたが、お互い初対面にもかかわらず、このキーワードでこれからのビジネスに必要なITのイメージを共有できたことが大きかったと思います。
小林さんがセッション内でも引用されていましたが、私に読むように勧めてくれた本がこれ。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

大前健一の訳*1で、とても読みやすい。
確かに、我々はこれまでビジネスシーンで左脳ばかり使っていたような気がします。ビジネス向けITに右脳のセンスを埋め込むことにより、果たして企業が競合他社に対して優位性を持つことが出来るようになるのか。今回のセッションコンテンツを練るうちに、私の中ではそれが確信に変わりました。*2

*1:装丁では著者よりも訳者の方が大きい活字で印刷されているのでは(笑)

*2:SAPとそのプロダクト群がそうなれるかどうかは、また別問題。でも、そうならなくては、コンペに対しての優位性が薄れると思われるので、こちらも一生懸命。