SOA206 Deep Dive into the Enterprise Services Repository (2h)
Dr. Susanne Rothaug, NetWeaver Product Management SOA, SAP AG
さて、最後は一番「謎」なセッション。ESRへDeep Diveだ。このセッションは事前にプレゼン内容が公開されていないのだ。今ちらっとプレゼンターのPowerPointの画面を見たが、スライドは61ページあった。講義を聞きながら、時系列で記述していこう。後から振り返ることができないので。
プレゼンの目的は「ESRとは何か」「ESRのeSOAにおける役割理解」「デザイン時のESRの機能とサービスレジストリ(SR)の機能を理解」「ESRとSRを取り巻くシナリオ」.....この1週間を総括するようなセッションだな。復習をかねて頭を整理しよう。
- ESとはなんだろうか
- ESの定義
- これらについては、昨日のSOA109で記載済み。
ここまでは新しい絵を見てない。復習のみ。
- ESRとSR
- ESRはXIのインテグレーションリポジトリが発展したもの。PIに統合された形でリリース。
- ESRのツールフレームワーク。サーバサイドとクライアントサイドのツール配置について。
- ESRリポジトリに含まれるオブジェクト
- ESRとSRの利用シナリオ
約1時間経過。このあたりで参加者が少しずつ席を立つ。確かに金曜日にこの内容では、他のセッションですでに聞いた話ばかりで...面白くない。何かサプライズが欲しいところだ。*1
さぁデモの時間だ。何が出てくるかな。
Enterprise Services Builder...EPI150ハンズオンで触った環境と同じだ。
ビジネスパートナー(BP)のプロセスコンポーネントモデルをゼロからライブで作ってみるというシナリオ。詳しくは10/3のEPI150のレポートを参照のこと。
SDNのES Workplaceで"Order to Cash"のシナリオを参照。Enterprise Service Wikiまでリンクをたどる。
ES Workplaceでprocess componentsを検索して、WSDLをチェック。*2
ESRのIndustry Extension。業種別に必要なスイッチを入れることでWSDLが拡張される説明。これは面白いと思った。
SDNからもテストドライブできるERPシステム(HU2)をSAPGUIでアクセス。Proxyを参照。
- ESRの出荷オプション
みんなこのリリース情報だけを聞きたくって、じりじりしながら待っていたんだな。ここになって質問が集中。
最後にCE等を使ってサービス消費側のUI開発をデモ。
VCでサービスレジストリを参照し、ESオペレーションのWSDLを探す。
Developer StudioからWebDynpro Project。同様にサービスレジストリ参照。
MSのVisual Studioからも同様に可能。
なんと、この講義をtakunkun73氏がHVD録画しているとのこと。すごいねぇ。