このような論旨展開のしかたは拙いんじゃない?

こんな下りがある。

ところが、このような認定制度や認定製品があるにもかかわらず、「一部の特定製品以外は、SAPやシステムインテグレータから提案されなかった」や「提案されて導入しているとしても、認定されているインターフェイス技術ではなく、アドオンプログラムによる接続がされている」といったケースが非常に多いのが現実である。

SAPが「自社製品で」と提案するのはしょうがないとしても、システムインテグレータから提案しないのは、システムインテグレータの知識不足か、もしくは怠慢でしかない。導入企業からすると、複数のオプションを提示されなければ検討もできないわけであり、提案をうのみにするしかない。

待った、まった!こういう言い回しでシステムインテグレータを敵に回すのは得策ではない。「システムインテグレータから提案しないのは」認定製品をもつソフトウェアベンダーの営業力不足だからかもしれないではないか!彼らがそのソフトウェアの存在を知り、使えると判断すれば、敢えて作りこむ提案などしないだろう。